防犯ブザーの正しい使い方を知っていますか?
防犯ブザーは意味がないと思われる方もいますが、正しく使えば子供の安全を守るのに非常に有効です。
日が暮れるのも早くなると、子どもが遊びから帰ってくる頃には外は薄暗くて心配です。
我が家も改めて防犯ブザーの点検をしました。
この記事では防犯ブザーの有効的な使い方や選ぶポイントについてまとめています。
選び方や正しい使い方を改めてお子様と再確認してみてください!
防犯ブザーは逆効果? 本当に意味がないの?
「防犯ブザーは逆効果!」「防犯ブザーは意味がない」と思われる方もいますが、そんなことはありません。
防犯ブザーには3つの効果があります。
- 犯罪抑止効果の期待
- 周囲の人に身の危険を知らせる
- 災害時、自分の居場所を知らせる
犯罪抑止効果の期待
『防犯ブザーを付けている子』と『防犯ブザーを付けていない子』であれば、狙われやすいのは圧倒的に『防犯ブザーを付けていない子』ですよね。
防犯ブザーを持って警戒しているという姿勢が、不審者にとってはとても面倒なもの。
不審者のターゲットから外れやすいという防犯面の効果が期待できます。
周囲の人に身の危険を知らせる
いざ不審者に会ってしまうと怖くて声が出ないことも多いはず。
防犯ブザーで大きな音を鳴らすことで、周囲の人に身の危険を知らせることができます。
防犯ブザーを鳴らし人目につきやすくなることで、7割以上の不審者が逃走するというデータもあります。
災害時、自分の居場所を知らせる
災害時に閉じ込められてしまった際に、自分の居場所を知らせるためにも有効です。
有効な使い方を確認しよう
防犯ブザーは正しい使い方をしてこそ効果を発揮するもの。
防犯ブザーの有効的な使い方を再確認しましょう!
防犯ブザーとわかるデザインか
最近では防犯ブザーとわからないデザインもありますが、防犯面の効果を重視するなら『ひと目で防犯ブザーとわかるデザイン』を選ぶのがベストです。
「防犯ブザーを付けてますよ」というアピールが、不審者には効果的だからですね。
また、防犯ブザーはカバンやランドセルと別の色を選びましょう。
防犯ブザーの色が身につけているものの色と同化していると、防犯ブザーを持っていないと思われてしまう可能性もあります。
例えば、水色のランドセルならピンクや赤色の防犯ブザーが目立ちやすいといった感じですね。
すぐに鳴らせる場所につける
防犯ブザーは手が届きすぐに鳴らせる場所につけます。
最近のランドセルは、肩ベルトに防犯ブザーをつけるフックがついていることも多いですね。
側面のフックは、手が届きにくいのでやめた方がいいです。
カバンやランドセルに入れるのも、すぐに使えないためやめておきましょう。
首から下げるのも、不審者に防犯ブザーを引っ張られて首が絞まる恐れがあるため危険です。
防犯ブザーを鳴らした後は投げて逃げる
防犯ブザーを鳴らしたら、防犯ブザーは逃げる方向とは逆の方向に投げて逃げるようにします。
鳴らした防犯ブザーを持ったまま逃げようとすると、不審者は防犯ブザーを止めようと追いかけてくることがあるためです。
ランドセルの場合は防犯ブザーを鳴らした後、その場に置いて逃げるのがベストです。
防犯ブザーに気を取られ足止めをする他、重い荷物を手放すことで早く走ることができます。
「ランドセルやバッグを置いてきたら怒られる…」と子供は考えてしまうかもしれません。
身の危険を感じたらランドセルを置いて逃げるようにと、あらかじめお子様と話し合っておくのも重要です!
いざという時に音がなるか子供とチェック!
防犯ブザーをカバンやランドセルにつけっぱなしにしていませんか?
いざという時にちゃんと作動するように日頃から点検しておきましょう。
電池が入っているか、充電があるかの点検を忘れずに!
お子様も使い方をきちんと認識していますか?
ランドセルになんとなくつけているけど使い方をよくわかっていない…というお子様もいるかもしれません。
親子で防犯ブザーを鳴らす練習をしておくと良いですね。
防犯ブザーの選び方
お子様に持たせる防犯ブザーを選ぶポイントをご紹介します。
操作方法
防犯ブザーには3つのタイプがあります。
- ストラップを引っ張るタイプ
- ピンを引き抜くタイプ
- ボタンを押すタイプ
どれも小さな子供でも使いやすいよう設計されていますが、お子様が「これなら使えそう!」というものを選ぶといいですね。
ストラップを引っ張るタイプ
ストラップを引っ張るタイプは、ランドセルにつけた時に音が鳴らしやすいメリットがあります。
見た目にも防犯ブザーとわかりやすいため、防犯面の効果も期待できます。
ストラップを引っ張るので、部品の紛失がないのも嬉しいですね。
こちらは見た目にもひと目で防犯ブザーとわかるデザイン。目立ちやすい色で防犯にぴったりです。
ピンを引き抜くタイプ
ピンを引き抜くタイプは、ピンを元の位置に差し戻すか電池がなくならないと音が止まりません。
不審者は防犯ブザーの音を止められずに、その場から逃走する可能性が期待できます。
こちらは楽天の防犯ブザー・アラームのカテゴリーで何度も1位を獲得している防犯ブザー。
LEDライト付きで夜でも使いやすいタイプです。
ボタンを押すタイプ
ボタンを押すタイプは、誰でも簡単に扱いやすいのがメリット。
いざという時に簡単に扱えるのは、防犯ブザーを使う点では大事です。
最近では、ボタンを押すタイプ+ストラップやピンを引くタイプも多いようです。
音量
音量は90dB以上の防犯ブザーを選ぶのがオススメです。
賑やかな場所でもかき消されない音量は90dB以上と言われています。
子供の通学路の状況を見て、不安であればさらに大音量の防犯ブザーも販売されていますので、そちらを選ぶと良いですね。
130dBの防犯ブザーもあります↓
耐久性・防水性
防犯ブザーは毎日持ち歩くもの。
ABS樹脂素材で作られている防犯ブザーは壊れにくくオススメです。
雨に濡れることもありますので、耐水性の防犯ブザーを選ぶと良いですね。
まとめ
防犯ブザーの効果や正しい使い方についてご紹介しました!
防犯ブザーは正しく使えば子供の安全を守るために非常に効果的です。
日頃から不審者に会ってしまった時に、どうするかを話し合っておくことはとても大事なこと。
今一度お子様と防犯ブザーの点検や使い方の確認をしてみてくださいね!